ト ビ (タカ(もく)・タカ()(留鳥)
  
   


 『トビ』は、白川河口(しらかわかこう)熊本港付近(くまもとこうふきん)では、一年中(いちねんじゅう)見ることができます。

(おお)きさ
(からだ)特徴(とくちょう)
()(ごえ)
オスは、体長(たいちょう)59cm、メスは、体長(たいちょう)69cmくらいになり、メスのほうがやや大きいです。
(つばさ)(ひろ)げると157~162cmにもなり、ミサゴとほぼ(おな)(おお)きさになります。
(からだ)黒褐色(こっかっしょく)です。
(つばさ)()(なが)いです。
()(ひろ)げると、三味線(しゃみせん)のバチのようなM字形(えむじけい)になります。
大空(おおぞら)()をえがきながら、ゆっくり()びます。
ピーヒョロロと()きます。
 食事(しょくじ)
・えさ
雑食性(ざっしょくせい)で、(さかな)やネズミなど動物(どうぶつ)死骸(しがい)をあさって()べます。
名前(なまえ)
由来(ゆらい)
 この(とり)(そら)(たか)()ぶことから、「()び」という()がつきました。(ほか)に、いそわし、とんびという()でもよばれます。
(とび)』の()には、ものをつかむことがすばやく、()るようだという意味(いみ)もあります。
(ぶん) () 九州以北(きゅうしゅういほく)海岸(かいがん)河口(かこう)・大きな湖沼(こしょう)やダム()など、また市街地(しがいち)にもすんでいます。
南西諸島(なんせいしょとう)では冬鳥(ふゆどり)
中国(ちゅうごく)やロシア・ベトナムなど広範囲(こうはんい)にくらしているそうです。


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